有名人が好物として話題に上がることも少なくない焼肉叙々苑。数年前まで北海道には店舗がなく、新宿店まで食べに行ったこともありましたが、昨年（2023年）の3月に札幌にもオープンしていたということで行ってきました。
東京の叙々苑は、狭いゴミゴミとした（悪口すみません）路地にびっしりと建ち並ぶ細いビルの、本当に6人乗れるのかと聞きたくなるような旧式エレベーターで上階へ進んだ先にある…という印象なのですが、地方都市・札幌の叙々苑は広いエントランスに力士6人は軽く運べそうなエレベーターが4基もあるビルにお店が構えられております。
入口には新宿店同様、和服の女性が待機。目が痛くなるほど激しくライトで装飾された通路をご案内されてテーブル席へ。やはりこのバブリーテイストは地方都市でも守られている模様。
まずは大好きなキムチの盛り合わせと牛タン三点盛り。肉厚の牛タンが噛みごたえたっぷり。このタイミングに合わせてあったかご飯が配膳されてきて気分が良い。さすが叙々苑。
次にカルビ、鶏胸、豚トロ、そして上ロース。
どれも脂っこくないのに肉の味がしっかりしていて美味。他店ならあと2〜3皿プラススープをオーダーするところですが、なぜかお腹がいっぱいになってきます。同行した家族も同じ感想だったのですが「叙々苑の肉は一枚一枚が重い（お腹が満たされる）」という気がしてなりません…。新宿店では肉を大量に残してしまうという失態を犯したので、今回は早めにオーダーを切り上げて大満足。
叙々苑に限らずですが、そこそこお値段のする飲食店の共通することは、店員さんを呼ぼうと視線を泳がすとどこからともなくサッと現れてくれることですね。大きい声で店員さんとワイワイやりとりする賑やかな飲食店も好きですが、痒い所に手が届くスマートな接客を受けるのもとても気持ちの良いものです。
お会計は1人一万とちょっと。お味、サービスに十分見合った金額だと思います。記念日などちょっとしたハレの日にご家族を連れていくのにぴったりのお店ではないでしょうか…？
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